42条2項道路Q&A

42条2項道路・みなし道路の幅員規定、公道・私道の定義、セットバック、位置指定道路について初心者向きに解説。

◆42条2項道路・みなし道路の解説

◆建築基準法第42条の道路の定義について教えて下さい

◆道路の定義とは?

 建築基準法では、道路に関する定義を
●建築基準法第42条1項
 にて以下のように定義を定めております。

1.国道、都道府県道、市町村道などの道路法に基づく道路。
2.都市計画法、土地区画整理法などの法律に基づいて築造された道路。
3.建築基準法の適用時点(昭和25年11月23日)においてすでに存在していた道路。
4.道路法、都市計画法などの法律に基づいた事業計画の存在する道路。
5.道路法、都市計画法などに基づかないで、一定の技術基準に基づいて築造される私道で特定行政庁が指定した道路。

※3番の道路を「既存道路」と言います。
※4番の道路を「計画道路」と言います。
※5番の道路を「位置指定道路」と言います。

◆高速道路はどうなる?(豆知識)

◆高速道路は道路じゃない?

 少し余談です。

 お話しすると驚かれるかもしれない豆知識をひとつご紹介します。

 建築基準法で定められる道路の定義を見る限り、高速道路ももちろん道路として認められているように思えます。

 しかし高速道路は、実は「建築基準法上の道路」としては認定されておりません。

※高速道路=道路と認定されない

 なんだかややこしく感じますが、建築基準法の道路の定義には「歩行者も通行できる道路」という認識が含まれております。

 高速道路は、自動車のみの専用通路であり歩行者が通行できない道路であるため、認定されていないのですね。

◆大規模な開発現場の建築計画

◆開発現場の建築計画

 建築基準法で定義される道路は、文字通り法的な建築物を建築することが可能な敷地に接するものであることが前提です。

 高速道路の事例からもわかるように、高速道路では道路に面して建築物が建築されることはありません。
※(パーキングエリアは通行が可能な道路となっている)

 大規模な都市計画エリアや、開発現場では上下水のインフラ整備からはじまり同時に道路を一番先に作っていきます。

 設計段階から、安全面を最大限に考慮した建築計画となっている為です。

 現在新しく開発される現場は、全て
●建築基準法
●消防法
 の双方を満たした道路と敷地で構成されていなければいけないのです。